お客さまに楽しんでもらえるお店をつくりたい。
実家の近くに店舗があったため、昔から丸井グループは身近な存在でした。印象的だったのは、18歳で人生初めてのスーツを購入した時のことです。販売の方は、緊張する私に寄り添う接客をしてくださったので「モノ」を買った喜びより、良い時間を過ごした「コト」に感激したことを覚えています。数年後、就職活動を進める中で、「相手の想いを理解し、共感する力を通じてお役に立ちたい」という丸井グループの考え方を知り、「あの時、自分が感激したのはそういう考えがあったからこそなのか」と深く共感しました。そこで、丸井グループの会社説明会に行ってみることにしました。
説明会の後、人事の方に私は「こうした方がお客さまのためになるのではないか」と自分の考えを伝えました。すると、人事の方は私の意見を真摯に受け止め、ご自分の考えを真剣にお話ししてくださいました。そういった学生一人ひとりに真摯に向き合う姿勢を見て、丸井グループは、“人”を大切にする企業なのだと感じ、丸井グループが私にとって自分らしく、居心地よく働ける唯一の企業なのではないかと思いました。
さらに当時の丸井グループが、従来の仕入契約による百貨店型のビジネスモデルから、家賃収入によるショッピングセンター型のビジネスモデルに舵を切っていたことも入社を決意した理由の一つです。「モノを売る」ことだけにとらわれず、おいしいものを食べたり、カフェでくつろいだりする「コト=体験」を楽しめるお店づくりに重点を置いていることを知り、自分自身が感じたような「コト」を提供する側になりたいと思い、入社を決意しました。