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「異彩を、放て。」をミッションに障がいのある作家とアートライセンス契約を結び、2000点以上のアートデータをプロダクト化することで新たな文化の創造を志す(株)ヘラルボニー。丸井グループが主催するビジネスコンテストに出場いただいた2021年から、社会を前進させる選択肢を生み出していく共創の取り組みがスタートしました。

「使うたび、社会を前進させる」ヘラルボニーカード誕生

2021年2月に行われたビジネスコンテストで(株)ヘラルボニーが提案したのが、丸井グループが運営するエポスカードをお客さまが利用すると、そのポイントの一部が作品を描いたアーティストや福祉団体の運営や活動へ還元されるという仕組みでした。
「インクルーシブな社会の実現」をミッションに掲げる丸井グループにとって、まさに共鳴する提案となり、審査員により選ばれる優秀賞と、オーディエンスとして参加した社員によるオーディエンス賞をダブル受賞。このアイデアに心を打たれた社員が自らメンバーを募り取り組みを進めたところ、両社の出会いからわずか9カ月後の2021年11月、異例のスピードでヘラルボニーカードのサービスが開始となりました。

へラルボニーカードは「使うたび、社会を前進させるカード」として、お客さまの日常でのご利用が福祉を支える力に換わります。

<ヘラルボニーカードによる応援の仕組み>

・カードご利用金額の0.1%分をヘラルボニーにお渡しする
・カード新規入会1件につき1000円を、エポスカードがヘラルボニーにお渡しする
・ヘラルボニーを通じて、障がいのある作家の創作活動や普及、福祉団体に還元される

ヘラルボニーカードでお買い物をすればするほど、障がいのある作家やヘラルボニーを応援することにつながります。この仕組みは、意識せずとも日々の生活の一部の行動が社会を良くすることにつながるという点が共感を呼び、社会貢献に関心があり積極的に取り組んでいる方だけではなく、多くのお客さまにご支持いただきました。

「あなたの毎日を彩る一枚」をお好きな作品や作家から選ぶ

ヘラルボニーカードが選ばれる最大の理由は、異彩を放つアートの力にあります。ヘラルボニーがアートライセンス契約を結ぶのは、国内外150名以上の作家と40以上の福祉施設です。彼らのアートから生まれたヘラルボニーカードは現在15種類を発行しています。

申込みされる際に、さまざまな「作品」または「作家」の中からお好きなデザインを選択することができます。作家のプロフィールやお住まいの地域などもWebサイトで公開しているため、アートにまつわるストーリーを体感いただきながら、よりお客さまご自身らしい選択をしていただけます。
ヘラルボニーカードを手にしたお客さまが「異彩」の存在を身近に感じ、周囲の方にアートのストーリーを話したくなる。そして応援してくださる方々の輪が広がって行くことをめざしています。

「異彩」を社会に送り届けることで「障がい」のイメージを変えていく

「ヘラルボニーという会社は『芸能事務所』のようだ」と、代表の松田崇弥氏は語ります。社員がプロデューサーとして作家の才能を発掘し、さらにそれをより良い形で世の中に届けていく。障がいのある作家の「支援」ではなく、対等な「ビジネスパートナー」として、作家の意思を尊重しながらプロジェクトを進行し、正当なロイヤリティを作家に支払う仕組みを構築されています。

丸井グループは、さまざまな形で「異彩」を社会に送り届けることで「障がい」のイメージを変えていくヘラルボニーの信念に賛同し、社会を変えていくインパクトを生み出すビジネスを共創により加速させていきます。

※掲載内容・掲載者の所属は2025年3月31日時点の情報です。

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