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フィンテック

フィンテック

信用の共創によりお客さまの一生涯に寄り添う

「エポスカード」を中心に、丸井グループのコアバリューである「信用の共創」を活かした独自のフィンテック事業を展開しています。店舗を起点にさまざまな場面において幅広いお客さまとの接点を持つことで、若年層を中心にカード会員を獲得し、会員向けライフスタイルアプリの活用やメインカード化を通じてお客さまの人生に寄り添った長いお付き合いをめざしています。

事業戦略

「信用の共創」をベースに、お客さまのライフスタイルに寄り添った金融サービスを提供

フィンテックでは、会員数800万人(2025年7月現在)を超えるエポスカードを中心に、一人ひとりの「好き」が駆動する経済の基盤となる金融サービスを提供しています。
あんしん・便利にお使いいただける会員向けアプリによって、一人あたりの生涯利益(Life Time Value=LTV)の向上と、漫画やゲーム、キャラクター、アーティストなどお客さま一人ひとりの多様な「好き」を応援するカードや、全国の商業施設との提携カードによってマルイ・モディ店舗のない商圏でのお客さまとの接点拡大を進めています。

EPOSカード
会員向けアプリ

今後の方向性

「『好き』を通じて、誰かのため社会のためへ広がる消費」と、「『好き』を応援するファイナンシャル・エンパワーメント」 の取り組みを通じ、インパクトと利益の両立をめざします。

「好き」を通じて、誰かのため社会のためへと
広がる消費

一人ひとりの「好き」によって、「自分のため」の消費が「誰かのため」になり、やがて「社会のため」へとなる、その架け橋となるのが「『好き』を応援するカード」です。

これまで漫画やゲーム、キャラクターなどを中心に拡大してきた「好き」を応援するカードですが、現在では社会貢献型やオンリーワンカードなど、お客さま一人ひとりの多様な「好き」にお応えするカードへと進化をしています。その中の一つが「寄付機能付きのカード」です。

カードの利用額の一部を動物保護団体や美術館など寄付することができ、自分の「好き」が社会貢献につながるという新たな金融サービスの仕組みが多くのお客さまに支持されています。

消費が『好き』を通じて自分のためから誰かのため、社会のためへと広がり、『好き』を応援するカードがその架け橋となることを示す図
「好き」を応援するカードを通じて、個人の消費が自分のためだけでなく、寄付や投資を通じて誰かのため、さらに社会のためへと広がっていく仕組みを示している。カードの利用によりインパクトと利益を両立し、社会貢献にもつながることを表現している。

事例:世界に1枚しかない、あなただけのカード「エポスペットカード」

自分のお気に入りの写真をクレジットカードにできるエポスオンリーワンカードの第1弾として、大切な家族であるペットの写真をカード券面にできる「エポスペットカード」を発行しています。このカードは、ご利用額の一部が保護犬猫の殺処分問題の解決に取り組むプロジェクトに寄付され、社会貢献にもつながります。

エポスペットカード

「好き」を応援するファイナンシャル・
エンパワーメント

創業当時から続く「信用の共創」に基づく独自の与信ノウハウを活かして、個人事業主やフリーランス、日本で働く外国人の方々への金融サービスをさらに拡充し、ファイナンシャル・エンパワーメントを通じて「好き」を活かした仕事や暮らしを応援していきます。

さらに、今まで接点が少なかったマルイ店舗のない大都市圏以外のお客さまに向けて、提携施設の開発に加え、 新自主運営ユニットでの外部イベントによる、「好き」を応援するカードの会員拡大を推進していきます。

縦軸に働き方、横軸に地域をとり、丸井店舗の有無や多様な働き方、日本で働く外国人などを示し、『好き』を活かした暮らしと仕事の可能性を開花と書かれた図
丸井グループがファイナンシャル・エンパワーメントを通じて支援する対象の広がりを示している。丸井店舗の有無にかかわらず、また多様な働き方や日本で働く外国人など、従来接点の少なかった人々にもサービスを拡充し、「好き」を活かした暮らしと仕事の可能性を広げていくことを表している。

事例:スモールビジネスを応援する法人向けカード「オーナーカード」

収入が不定期・変動的なビジネスの法人経営者に向けた金融サービスとして2023年に誕生したのが「エポスオーナーカード」です。スモールビジネスの法人経営者の資金繰りに特化した与信と返済方法を設計することで、ゴールドカードの約10倍という非常に高いLTVを実現します。

オーナーカード

創業から続く
エンベデッド・ファイナンス*

非金融業である小売と、エポスカードに付随する与信、決済サービスというフィンテック機能の両方を持つ丸井グループで、創業以来長きにわたりエンベデッド・ファイナンスに取り組んできました。

家具の月賦販売に始まり、現在では生活にかかわるすべての消費へとサービスを拡大しています。

インプラント・矯正など歯科治療のためのデンタルクレジットや、学生向けApple端末用の残価設定クレジットなどのファイナンシャルインクルージョンの取り組みのほか、エポスカードのポイントを希望する応援先に寄付できる「 エポスポイントエール 」、将来世代の資産形成をサポートするtsumiki証券の取り扱いなどお客さまの生涯に寄り添ったサービスは新たな顧客獲得にもつながっています。これらの取り組みにより、当社グループがめざすインパクトの実現とLTVの向上をめざします。

丸井グループのエンベデッド・ファイナンス拡大の歩みを階段状に示した図
丸井グループが創業時の月賦販売から始まり、クレジットカードや保険、資産形成支援まで生活全般に広がるエンベデッド・ファイナンスを拡大してきた歩みを示している。

*金融以外の事業を展開する 非金融企業が、既存サービスに金融サービスを組み込んで提供すること

事例:エポスデンタルクレジット

矯正やインプラントのように高額な費用がかかる治療について、「歯を健康に保ちたいけれど高額な支払いが負担」というお客さまの課題を解決すべく考え出されたのがエポスのデンタルクレジットです。
通常のクレジットカード分割払いより手数料を低く抑え、スマートフォン で簡単に手続きができるため、受診したその日からご利用いただくことが可能です。

エポスデンタルクレジット

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