Jp En

小売

さまざまな顧客接点を通じて「好き」を応援するビジネスを拡大

首都圏や大都市圏を中心に、全国22店舗の商業施設「マルイ」「モディ」を展開しています。

お客さまの消費や価値観の変化に合わせたテナント導入やイベント開催に加え、オリジナルグッズ制作・ECの運営などを通じてお客さま一人ひとりの「好き」を応援しています。

事業概要

「好き」を応援する店づくり

マルイは従来型のアパレルテナントを中心とした店づくりから、リアル店舗ならではの価値創出をめざし、「売ること」を目的としない体験型テナントや飲食・サービスなど非物販テナントを導入し、「売らない店づくり」への変革をすすめてきました。

近年は、お客さまの「好き」を応援する場として、食やコスメ、アニメ、アーティスト、VTuberなど、お客さまの「好き」を応援する多様なイベントを開催し、来店のきっかけや新たな出会いを創出しています。

接客の様子

加えて、従来の物販のみではなく、展示やライブとセットの体験型のイベントを拡大していきます。

また、全国のマルイ・モディ店舗のスペース検索から問い合わせ、契約までの手続きがオンラインで簡単に完結できる出店サービス「OMEMIE」も活用し、「好き」を応援するカテゴリーのテナントを誘致し、店舗全体で「好き」を応援できる空間をめざしています。

「OMEMIE」のサイトを開いている写真

今後の方向性

自主編集売場やプライベートブランドでの企画・製造で培った小売人材のノウハウを活かし、「好き」を応援するイベントやグッズ事業を展開、カード会員の拡大に寄与することでインパクトと利益の両立を実現します。

イベント・グッズ・カードの一体ユニット

これまで丸井グループでは自主編集売場やプライベートブランドを展開し、小売のノウハウを蓄積してきました。自主編集売場で培ったお客さまに寄り添う「接客力」、 プライベートブランドで培った「商品の企画・調達力」、 セールや大型催事で培った「イベント運営力」、 そしてカードのメリットを伝え、さりげなくご案内ができる「会員募集力」 これらが長年培ってきたノウハウです。

接客力・商品の企画調達力・イベント運営力・会員募集力の4つを示す図
丸井グループが培ってきた接客力、商品の企画調達力、イベント運営力、会員募集力という4つの強みを表しています。

こういった小売人材のもつ強みを「『好き』を応援するユニット」として、イベントではお客さまの「好き」に寄り添った満足度の高い体験と、お客さまのニーズに寄り添ったグッズを提供いたします。

同時に、カードのご案内をすることで、カード会員拡大につなげ、 これまで培ってきた丸井のノウハウが凝縮された、 丸井グループならではのビジネスを展開していきます。

イベント・グッズ・カードの3つの円が重なり合う図と、それぞれに対応する体験、商品、サービスの写真
イベント・グッズ・カードを一体化した「好き」を応援するユニットを表している。イベントでは満足度の高い体験を提供し、グッズではお客さまのニーズに応え、カードでは関係を深めるサービスを通じて、会員拡大と丸井グループ独自のビジネス展開につなげていくことを示している。

「好き」を応援するイベント・グッズ

「好き」を応援するイベントは集客力が高く、全国各地から足を運んでいただいています。「新自主運営ユニット」では、これまではマルイ・モディの店舗を中心にイベントを行ってきましたが、今後は、グッズ・カードと一体となったイベントを「『好き』を応援するユニット」という形で外部へと積極的に出店していきます。

したがって、今後はマルイ・モディ店いったい舗のない大都市ではイベントを常設出店し、エポスシェアの低い地方都市には期間限定でイベント出店することで全国展開を加速させ、新たな顧客接点をつくっていきます。

2025 BABYMONSTER 1st WORLD TOUR IN JAPAN POP-UP STOREの様子

2025 BABYMONSTER 1st WORLD TOUR IN JAPAN POP-UP STORE
(名古屋 : セントラルパーク)

『殺戮の天使』10周年記念 真田まこと展 -Episode. Memorial-の様子

『殺戮の天使』10周年記念 真田まこと展 -Episode. Memorial-
(有楽町マルイ)

このような「好き」を応援するイベントにおいては、これまで他社の製造したグッズを委託販売していましたが、今後はグッズ事業に参入し、自社でのグッズ制作を行っていきます。コンテンツのファンである社員が自社商品の企画・調達・運営を一気通貫で手がけることで世界観に沿ったニーズの高いオリジナリティのある商品を展開します。

さらに、店舗に加えECも活用することで、受注販売を行い余分な在庫を持たず効率的な販売を可能にし、消化率の向上にも貢献しています。

また、店舗イベント終了後もECへ送客ができるため、店舗で買えなかったお客さまや、 イベントに来れなかった方も購入することが可能となり、商圏外のお客さまの購入機会の喪失を防ぐことにもつながっています。

「プルガトリウムの夜/デストルドーの使者POP UP SHOP in OIOI」の様子

「プルガトリウムの夜/デストルドーの使者POP UP SHOP in OIOI」
(新宿マルイ アネックス)

自社制作グッズの写真

自社制作グッズ

関連サイト

グループ企業