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海外インターンシッププログラムを初開催

丸井グループはグローバル人材の採用に向けた初の試みとして、海外インターンシッププログラムを初開催しました。共創先であるアプリシアさまよりご紹介いただき、スイス連邦工科大学チューリッヒ校(以下、ETH大学)から4名の学生が参加。
7月4日(金)、8日間にわたるインターンシッププログラムの最終日となるこの日に丸井グループ本社にて最終発表を行いました。

ETH大学にとっても初めての「日本企業プログラム」

インターンシップの目的は「学生に素晴らしい学びの機会と選択肢を提供すること」。

丸井グループの共創のアプローチに共感いただき、ETH大学としても初の日本企業とのインターンシッププログラムが実現しました。約1カ月間の募集期間で12名の応募者の中から4名の学生を選出。スイスやフランス出身の19~27歳の学生の参加が決定しました。

インターンシッププログラムの概要

▶参加大学・・・ ETH Zurich(スイス連邦工科大学チューリッヒ校)
技術と理系分野において世界的に高く評価されるスイストップの理工大学。起業も盛んで、1996~2018年で400社以上のETH発スタートアップ企業が設立。

▶募集・・・期間は約1カ月、12人の学生が応募

▶採用(参加者)・・・オンライン面接により、4人が決定

<MARUI GROUP 8days Challenge>

丸井グループでは、日本が好きな海外の方に向けたオンライン・オフラインのサービスを探求する「プロジェクトS」を立ち上げ、「海外の方から見た日本」にこだわり、社外の方・外国人の方とともに取り組みを進めています。

「MARUI GROUP 8days Challenge」と題して開催された8日間のプラグラムのうち、前半はインプットとして日本文化の体験とプロジェクトSの目的に合わせた活動を行い、後半はアウトプットとなるディスカッションや最終プレゼンの準備、成果物の制作を中心に進めました。

<プログラム内のおもな内容>

day1~4…プロジェクトSがめざす姿の共有後、すでに完成されているインバウンド向けのサービスを東京で体験。今回プログラムのコンセプトである「知られざる日本の発見」に向けて準備をしました。

岡山県の倉敷では、倉敷で長く「足袋」を製造しているMARUGOの工場を訪問。MARUGO社長よりブランドの歴史や足袋への想いをレクチャー、世界一の足袋職人から足袋づくりの体験をさせていただきました。

また、倉敷の街並みを巡り、インターン生自身がインバウンド客に直接アンケートを行うフィールドワークを実施。「なぜ倉敷に来たのか」「どのように倉敷の良さを知ったのか」など、知られざる日本の発見とアウトプットに向け、現在の課題とニーズを検証しました。

day5…休息日

day6&day7…最終発表へ向けプロジェクトSとのディスカッション・メンター、プレゼン準備

day8・・・最終発表

丸井グループ本社にて行われた最終発表では、アプリシアのご担当者さまをはじめ、 丸井グループ代表の青井もオーディエンスとして参加しました。インターン生からの熱心なプレゼンや完成度の高いモックアップにオーディエンスも大盛り上がり。
プレゼンターとしてオンライン参加していたアドバイザーの平原さんの声かけによって、参加者もリラックスした雰囲気で最終発表を終えました。

発表会終了後の懇親会では、食事や飲み物を楽しみながらインターン生との交流を楽しみました。

国籍や年齢を超えたコミュニケーションが生まれ、大盛況の中、今回のインターンシッププログラムは終了しました。

<インターン生の声>

・非常に貴重な体験ができた
・日本で信頼できる友達ができたことが最大の収穫
・より多くの時間をプレゼン準備に使いたかった
・他大学の学生とのチーム参加もおもしろそう

<オーディエンスからの声>
・短期間でのモックアップ作成に驚き、感謝
・海外からのインターン生ならではの独自の視点がおもしろかった

海外インターンの今後の方向性

今回初めて海外インターン生を迎え、私たちにとってたくさんの気づきと学びがありました。彼らが持っている熱意と才能を最大限発揮できるよう、今後のプログラムを進化し、来年度の受け入れに向けて準備をしていきたいと考えています。