
IR/経営
共創
2025.05.26
過去から未来まで時間(とき)を超えて 丸井グループが「たいせつ」にしている想いを語る 「丸井のたいせつ」を発行

「丸井のたいせつ」について
本冊子は『WIRED』日本版の前編集長・若林恵さん率いるコンテンツ・レーベル株式会社黒鳥社が企画・制作を担当しています。
デザインはグラフィックデザイナーの藤田裕美さん、イラストはオーストラリア在住のイラストレーターEmi Ueokaさんにお願いしました。
社長である青井を含め、当社グループと黒鳥社さまで半年にわたって対話を行い、「過去から現在、そして未来まで、一気通貫した想いがあるので、そこを伝えていきたい」という当社の想いを具現化していただき、社史のようで社史ではない、会社の歴史と未来を語る、これまでにない冊子が完成しました。
編集を担当いただいた若林恵さんよりコメント

▼若林恵 Kei Wakabayashi
黒鳥社/TIGER MOUNTAIN コンテンツディレクター
平凡社『月刊太陽』編集部を経て2000年にフリー編集者として独立。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社設立。著書『さよなら未来』(岩波書店・2018年4月刊行)ほか。宇野重規との共著に『実験の民主主義:トクヴィルの思想からデジタル、ファンダムへ』(中公新書・2023年10月)。2025年4月より雑誌『世界』(岩波書店)で連載「午前1時のメディアタイムズ」を執筆中。
丸井の青井社長と担当のみなさんと、この冊子を制作するのは楽しいプロセスでした。丸井は元々、売上・利益のみにとらわれず、自社の社会的な価値を重視する会社として知られてきましたが、その背後にある青井社長のお考えをじっくりとお伺いする機会をいただき、(冊子には載せられなかったような話も含めて)根掘り葉掘りとお話しを聞くにつれてわかったのは、ひとつひとつのお話が網の目のようにすべてつながっていることでした。
「資本主義」や「気候変動」といった大きな話から、現場で働く人たちやお客さんの微妙な心理をめぐるささやかな話までが、有機的につながっているのです。けれども、それは有機的に絡まり合っていればこそ、ことばにするのがとても難しいものです。シンプルに伝えようとすればするほど、多くのことが語られぬままになってしまいます。
今回の冊子では、青井社長のことばを元に、そうした絡まり合いを不必要に解きほぐしすぎないよう、それでいて、それが一貫したビジョンに紐づいていることが伝わるよう、バランスを取るところに多くの注意を払いました。
「インパクト」「エシカル」といったキャッチフレーズを語るのは簡単ですが、その背後には多くの思索や体験があります。積み上げられた思索や体験があってこそ、そのことばに意味や価値が宿るのだということが、この冊子がもたらしてくれる大きな示唆なのではないかと思います。

▼株式会社黒鳥社
いまの当たり前を疑い、あらゆる物事について、「別のありようを再想像(Re-Imagine)する」ことをミッションに、雑誌、ウェブ、映像、イベント、旅などメディアを問わず、コンテンツをプロダクション(制作)するコンテンツレーベルです。書籍に『会社と社会の読書会』(2025年1月)、『第七の男』(2024年5月)、『『忘れられた日本人』をひらく:宮本常一と「世間」のデモクラシー』(2023年12月)他。また、ポッドキャスト「メタバースえとせとら」「こんにちは未来」などの企画制作を行っています。2025年2月には東京・虎ノ門に書店+ギャラリーTIGER MOUNTAIN(タイガーマウンテン)をオープン!
目次

<冊子詳細>
ページ数:全76ページ
サイズ:A5判並製
制作会社:黒鳥社
編集・執筆:若林 恵、野口 理恵、小林 翔
アートディレクション・デザイン:藤田裕美(FUJITA LLC)
イラスト:Emi Ueoka
配布ご希望の方は以下のフォームよりお申し込みください。
丸井グループのめざす姿「ビジョン2050」「IMPACT BOOK 2024」についてはこちら
「VISION BOOK 2050(日本語版)」
→ https://pdf.0101maruigroup.co.jp/sustainability/pdf/s_report/2018/s_report2018_a3.pdf
「IMPACT BOOK 2024(日本語版)」
→ https://pdf.0101maruigroup.co.jp/ir/pdf/impactbook/2024/impactbook2024_all.pdf
丸井グループの今後の方向性「好きが駆動する経済へ」についてはこちら
→ https://www.0101maruigroup.co.jp/ir/pdf/plan/2024/pf2024.pdf
本件に関するお問い合わせ先
株式会社丸井グループ 広報室
TEL:03(3384)0101(大代表)10:00~18:00(水・日を除く)
Mail:koho-media@0101.co.jp