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使うことが、ミュージアムの応援につながる「ミュージアムカード エポスカード」がデビュー

独立行政法人国立美術館、独立行政法人国立文化財機構、独立行政法人国立科学博物館と共創し、2025年3月21日(金)より「ミュージアム エポスカード」の発行をスタートいたしました。このカードは、美術館や博物館をはじめとするミュージアムが好きな社員が、「ミュージアムを通して大切なたからものを未来へ残してい行きたい」という想いから企画し、丸井グループの社内コンクール「『好き』を応援するコンクール」での提案を経てし、実現にいたりました。

社員の「好き」をビジネスに活かす

丸井グループでは、「機能と価格」を重視する経済を「コスパ経済」とすると、その対極にある、一人ひとりの「感情」や「価値観」が原動力となって動く新しい経済の領域「『好き』が駆動する経済」を注目領域として定め、市場開拓に向けて「『好き』を応援するビジネス」を推進しています。

そんな「好き」を応援するビジネスを推進するうえで鍵となるのは、社員の「好き」を活かすことです。社員の「好き」を活かすことが新たなイノベーション創出につながると考え、手挙げで参加した社員自らが「好き」なことをビジネスプランに活用し、部署や担当業務にとらわれず事業提案する社内コンクール「『好き』を応援するコンクール」を開催しております。

「ミュージアム エポスカード」は、2024年3月に実施された「『好き』を応援するコンクール」でオーディエンス賞を受賞した、一人のアルバイト社員の企画が起点となり、独立行政法人国立美術館、独立行政法人国立文化財機構、独立行政法人国立科学博物館と共創することで生まれました。

お客さまの「好き」がミュージアムの未来をつくる

お客さまの「好き」がミュージアムの未来をつくる

国立美術館

国立文化財機構

国立科学博物館

「ミュージアム エポスカード」は、独立行政法人国立美術館、独立行政法人国立文化財機構、独立行政法人国立科学博物館、それぞれ4券面からなり、企画した社員と3法人の「ミュージアムを通して大切なたからものを未来へ残していきたい」という想いから、「寄付」という形でお客さまがミュージアムの維持・継続に参画できる仕組みを付けました。

エポスカードのご入会や、ご利用いただくことでお選びいただいた券面デザインに応じてそれぞれの法人へ寄付される仕組みとなっています。

寄付について

寄付金は、ミュージアムの管理・運営に活用され、文化の継承や教育機会の維持とともに地域活性化の支援の一助となり、文化資源等を守ることで将来世代の未来につなげていきます。

新規入会特典

入会後3カ月以内に税込3万円以上ご利用いただいたお客さまには、選んだ券面デザインごとの「ミュージアム」をイメージした特典をプレゼントいたします。例えば美術館では「鑑賞」を楽しみに来館される方が多いことから、国立美術館7館それぞれが選んだビジュアルを起用したアクリルキーホルダーにするなど、3法人それぞれファンの皆さまの志向に応える特典となっています。

記者会見を実施しました

ミュージアム エポスカードデビュー当日の2025年3月21日(金)国立科学博物館 日本館 講堂にて記者会見が行われ、メディアの皆さまにお集まりいただきました。

(写真左から)丸井グループ 常務執行役員 CDO 相田 昭一、国立美術館 東京国立近代美術館長 小松 弥生さま、新宿マルイ 三橋 真唯、
国立文化財機構 理事 水田 功さま、国立科学博物館 理事・副館長 栗原 祐司さま

丸井グループからは「『好き』が駆動する経済」や「ミュージアム エポスカード」の説明、3法人さまからは、「ミュージアム エポスカード」取り組みの意義についてコメントをいただきました。

国立美術館 東京国立近代美術館長 小松 弥生さまコメント

―このミュージアム エポスカードを通じてミュージアムをご支援いただくということで、心から感謝申し上げます。ありがたいと思うのは、このカードを使うことで、利用先のお店の人が「これなんですか?」「こういう施設があるんだ」といったようにカードを利用する側、相手側でもコミュニケーションが生まれ、相手側にも拡散していただける。いろんな意味で、非常に広がりのある取り組みでありがたいと思っております。

国立文化財機構 理事 水田 功さまコメント

―「好き」という想いの持つ力に気づくとともに、私たちの活動が三橋さまのようにミュージアムを愛する皆さまに支えていただいていると強く感じる機会にもなりました。

文化財は長い歴史の中で生まれ、育まれ、先人たちの努力によって現在まで伝わってきた私たち共通の宝物です。その宝物をさらに1000年先、2000年先の未来へと伝えるために、このカードが多くの方にご協力をいただくきっかけになると期待しています。

国立科学博物館 理事・副館長 栗原 祐司さまコメント

―エポスカードのメインターゲットである20代、30代はミュージアムの来館者としては少なく、そういった世代を中心とした、このカードを手に取っていただいた方の日常生活の中に、ミュージアムを感じる機会を創出していただくとともに、「1000年後、2000年後にまもり、つなげる」という当カードのキャッチコピーにもありますように、私たちと一緒に「地球の宝を守る」仲間になっていただける方がこの「ミュージアム エポスカード」を通じて増えていくように期待しております。

記者の皆さまからは、カード券面のデザインを選んだ背景や「『好き』を応援するコンクール」などについて質問をいただきました。

また、会場には丸井グループのめざす「『好き』が駆動する経済」に関連する取り組みである「ヘラルボニーカード」「とくびぐみエポスカード」「エポスペットカード」をご紹介するブースもあり、会見前後にたくさんの記者の皆さまにご覧いただきました。

ヘラルボニーカード

とくびぐみエポスカード

エポスペットカード

上野マルイを「ミュージアム エポスカード」でジャック!

デビューに合わせ、3法人さまの運営するミュージアムのある地・上野に建つ上野マルイにて「ミュージアム エポスカード」の取り組みをご紹介しております。

9階エスカレーター脇

3階下りエスカレーター正面
券面となった12作品の説明を展示。立ち止まって読み込むお客さまもいらっしゃいました。

丸井グループでは、今後も「『好き』を応援するビジネス」を推進していまいります。