一人ひとりの想いに
寄り添い、
「お客さま目線」を磨いていく。
株式会社エポスカード
北千住マルイカードセンター
2022年入社/文化構想学部卒
学生時代はアルバイトでキャスターを経験し、舞台演出などの空間をプロデュースする仕事に興味を持つようになる。丸井グループは空間プロデュースを手掛けるグループ会社があることだけでなく、幅広い事業領域や柔軟な働き方に対する理解も深いと感じ入社を決めた。入社後は店舗運営や営業などのOJT研修を受けて、北千住マルイカードセンターに配属。2023年4月からは、本社のフィンテック事業推進本部へ異動が決まる。
北千住マルイにあるカードセンターが、現在の私の職場です。カードセンターでは先輩や同期と一緒に、エポスカードの新規発行・更新手続きや、共創投資先の企業である「みんな電力(※)」「tsumiki証券」のご案内、エポスカードのアプリ活用方法に関するご相談対応などを行っています。北千住マルイはマルイ店舗の中でトップクラスの集客数を誇り、カードセンターにいらっしゃるお客さまも1日で100名以上。あまりお待たせしないように、でも、目の前のお客さまへの対応も丁寧に…。配属された当初はそんなプレッシャーを感じながら仕事をしていました。しかし、最近では、接客中も広い視点で動けるようになり、待っているお客さまへ「本日はどのようなご用件ですか?」「もう少しでお呼びしますね!」と、お声がけができるようになりました。“お客さまを見ていますよ”という思いを伝えることで、お客さまは安心してくださるのだと感じ、忙しいなかでも一人ひとりのお客さまへの目配り・気配りを大切にすることを忘れずに、日々働いています。 ※会社名は(株)UPDATERさま
エポスカードのライフスタイルアプリはとても便利で、ご利用明細の確認はもちろん、明細を家計簿代わりにしたり、分割払いのシミュレーションなどもできます。しかし、誰もがさまざまな機能を使いこなせるわけではありません。カードセンターにいらっしゃるお客さまの中には、ご年配の方も多く「アプリを見ても分からなくて…」というご相談を受けることも少なくありません。そのたびに、「アプリをご案内する私たちは“お客さまは分かるだろう”と勝手に思い込んでいないだろうか?」「もっとお客さま目線でUI/UXを改善する余地があるのではないか?」と思うことが多くあります。アプリだけではありません。カードセンターの待合番号を引くための受付機で、どのボタンを押せばいいか迷われている方、ATMの使い方が分からず困っている方など。お客さまと直に接する現場だからこそ、お客さまが抱えるお困りごとや私たちの無意識の思い込みに、少しずつ気づけるようになってきました。これまでカードセンターで培った、お客さま目線で物事を考える力は、今後どこの部署へ異動しても活かしていきたいと考えています。
学生のころの私は、年代も考え方も近い人たちとのコミュニティにいました。そこでは、フィーリングで話すことが当たり前で、すべてを話さなくても理解し合える間柄。そんな環境に慣れていたため、カードセンターに配属された当初は苦労の連続でした。お客さまがすべてをお話しされる前に、つい早合点してしまい、的外れな対応をしまうこともしばしば…。しかし、1日に100名以上のお客さまに対応する職場で経験を積み、お客さまの話をしっかりと聞くことで、以前よりもお客さまの本当のお困りごとを正しく理解し、お客さまに寄り添った提案ができるようになりました。先日帰省した際、母にスマートフォンの使い方を質問され、いろいろ教えると「学生時代は説明を嫌がっていたのに、今日は寄り添って説明してくれてびっくり!今の仕事のおかげだね」と感心してくれました。「お客さま目線で考えること」は丸井グループで働いていく中でとても大切なことです。実は、今の仕事にやりがいを感じる一方で、他部署の同期はもっとさまざまな経験を積んでいる?自分は成長しているのか?と焦る気持ちを感じることも正直ありました。しかし、母の言葉でカードセンターでの経験が成長につながっていることに気がつきました。目の前の仕事に真剣に取り組むことで、次のご縁に繋がると思うので、初心を忘れずに邁進したいと思います。
丸井グループには、新入社員のうちから手挙げで参加ができるプロジェクトがたくさんあります。最近ではサステナビリティやウェルビーイングをテーマに、北千住マルイで開催された『N・E・O(ネオ)フェス』というプロジェクトに参加したことで、ふだんの仕事では関わることが少ないテナントさまや館内物流などのさまざまな方とのつながりができました。特に印象に残っているのは、入社1年目の12月に行われたピッチイベント『Marui Co-Creation Pitch #03』(※)。スタートアップ企業の方々が、それぞれのビジョン実現に向けて、丸井グループとの共創アイデアをプレゼンする大切な場です。私はご縁があり、当日の司会進行を務めさせていただくことになりました。プレゼンテーターの方が緊張と興奮で手を震わせながら発表する様子を間近で見て、その姿に感動したのを覚えています。また、運営に携わっていた先輩方が「このイベントを絶対成功させよう!」と熱意を持って取り組む姿勢も大変勉強になりました。こんな良い刺激を受けられるのは、手挙げや共創を大切にしている丸井グループならではの経験だと感じています。 ※スタートアップ企業とのオープンイノベーションによる新たな価値創出をめざしたピッチイベント
学生の皆さんは、「自分の強みは何だろう?」「やりたい目標を見つけなければ…!」と気負う場面が多いのではないでしょうか。皆さんには、自分の“大切にしたいこと”をぜひ見つけてほしいと思います。就職活動をしていた当時の私が大切にしていたのは、自分の“好き”と“人との出逢い”です。学生時代は、学生キャスターのアルバイトや学園祭での舞台演出などの経験から、五感・体験を通した感動を届けることが好きでした。そこで、公共施設・オフィス・住環境などさまざまな空間を彩っている丸井グループに魅力を感じたのです。そして今は、北千住マルイのカードセンターでお客さまと接しながらさまざまなプロジェクトに手挙げで参加することで、就職活動中には想像もしなかったお仕事に興味を持つ機会が増えています。それはプロジェクトへの手挙げを応援してくださる上司や先輩方のサポート、共に支え合う同期のおかげです。丸井グループは、一人ひとりの人柄や意欲を大切にし、応援してくれる会社です。皆さんの大切にしたいことが見つかり、丸井グループで一緒に働けることを、心から楽しみにしております。
※所属およびインタビュー内容は2023年2月時点の内容です