OUR GOAL
丸井グループのビジネスや企業活動は、このミッションを実現していくためにあります。丸井グループのすべての社員は、何かをなすとき、何かに迷ったとき、その決断がミッションに叶っているか否かを常に心に問いかけて行動する。それが、このミッションの役割です。
2050年の未来を見据え、すべての社員が一丸となって進むべき方向を定めたものがこの「VISION 2050」です。
ミッション実現のための道筋であり、私たちはこの「VISION 2050」に基づいて具体的な事業戦略を推進しています。
インパクトは、私たちが「したいこと」「できること」「稼げること」と、ステークホルダーが「求めること」の4つが重なった領域を指します。特に注力すべき3つのテーマとそれに対して定められた重点項目から成り立っています。
私たちがめざしたのは、単に新たな目標を付け加えることでなく、「インパクトを達成することで、その結果として財務目標を達成する」新たな経営の在り方です。
そのためインパクト目標だけでなく財務目標も設定しているのが特徴です。
インパクトのように成果を数字で表しにくいものでもあえて数字で目標を設定し、取り組みが目標に向けて順調に進んでいるかどうかを確認できるようにしています。
地球が抱える環境課題と靴を履く上でお客さまが抱える課題。両方の課題解決をめざしたのが「Kesou」のパンプスです。
足を覆う部分にペットボトルの再生糸を100%使用し、サステナブルなモノづくりを追及。北千住マルイではペットボトルを回収しています。同時に、お客さまの声をもとに履き心地の良さを実現するとともに、19.5㎝~27.0㎝と全16サイズでの展開を行っています。
こうした地球にもお客さまにもやさしいモノづくりの姿勢は多くの方の共感を呼び、新しいライフスタイルの創造や拡大に貢献していきます。
株式会社ヘラルボニーは「異彩を、放て。」というミッションのもと、知的障がいのある作家のアートを様々な形で社会に送り届け、福祉の変革を通じて「障害」のイメージを変え、80億人の異彩がありのままに生きる社会をめざす企業です。
2021年より共創をスタートさせ、取り組みの中で生まれたのが「ヘラルボニーカード」です。このカードは利用額の0.1%分が作家の創作活動の支援や、福祉団体への寄付などに使用されます。また、「社会貢献」という側面だけでなくカードそのものがアートとしての魅力を兼ね備えていることが、このカードの特徴です。
「アート×社会貢献」という新しいクレジットカードの価値観に共感してくださる方が増え続けています。
オープンイノベーションを加速させ、丸井グループだけでは実現できないインパクトの実現に向け、大学生・大学院生を対象とした「Future Accelerator Gateway」と、スタートアップ企業を対象とした「Marui Co-Creation Pitch」という二つのプログラムを2020年から毎年実施しています。
単なる新規事業コンクールではなく、丸井グループのアセットやノウハウを活かし、社員との共創を通じて新たな価値創造につながる”共創の場”であることが大きな特徴です。取り組みに参加する社員と共創パートナーが共に成長することで、新たな社会課題解決につながるビジネス創出をめざします。