店舗、Web、カード。
お客さまのニーズを
多様なフィールドで叶えていく。
株式会社丸井
EC事業部 事業企画課 兼 BASE共創チーム
2006年入社/経済学部経営学科卒
新宿マルイなどで売場の接客を経験後、店舗の販売促進担当として店舗のプロモーション業務を行う。その後、丸井Web事業部にて通販サイトの制作やメルマガ企画などを担当。エポスカード事業企画部では新サービス「エポスファミリーゴールド」の立ち上げを経験。産休・育休からの復帰以降、現職。限られた時間の中でどうこなしていくべきかと、常に家事の効率化に挑戦中。そのノウハウを仕事にも役立てている。
私はEC事業部・共創チームの両方で、お客さまの「好き」を応援する取り組みを推進しています。ECサイト「マルイウェブチャネル」では、熱狂的なファンの多い人気アニメコンテンツや音楽アーティストなどのグッズ販売を行うECイベントを企画・運営しています。
また、共創投資を加速させるために組成された丸井グループ独自の「共創チーム」を兼任し、BASE株式会社さまとの協業を推進。渋谷モディにオープンした、BASE加盟店向けのリアル店舗出店スペース「SHIBUYA BASE」における、オンラインで人気のショップのポップアップイベントを企画・運営したり、その人気ショップとのコラボレーションカードの取り組みをおこなっています。
EC事業も共創の取り組みも、一人ひとりの好きを応援することにつながっていて、双方の知見やスキームが生かせ、結果的に相乗効果が生まれています。それが、兼業の良い点だと思います。2021年12月の「MARUI IR DAY」(※)では、チームを代表して登壇し、共創の取り組みを発表。BASEさまとの取り組みは、私たちの利益だけでなく、お客さまやBASE加盟店の方々の「しあわせ」にもつながっていることを、自信を持ってお伝えしました。共創チームは、すべてのステークホルダーがWin-Winになることを意識しながらスピード感をもって取り組む刺激的な仕事で、とても大きなやりがいを感じています。
※丸井グループの取り組みを投資家の皆さまへお伝えする対話の場
オンラインで大人気のアパレルブランドの初リアル店舗イベントを、「SHIBUYA BASE」で2週間行った時のこと。熱狂的なファンの方が多いブランドだったのですが、開店前から多くのお客さまにお越しいただきました。「やっと会えた!」と、人気スタッフさんと記念写真を撮る大勢のファンの方で店内は大盛況。中には、初日にブランドとコラボしたエポスカードにご入会いただき、期間中にそのカードを持って再度お買い物に来てくださったお客さまも。また、有名なロックバンドのアルバムリリースに合わせてコラボレーションカードを企画した際も、ファンクラブ会員の方がSNS上で「エポスカードが届いたよ!」「デザインかっこいい!」とやりとりをしている様子を見て、本当にやりがいを感じました。店舗やオンラインでの体験と、エポスカードでのお付き合いを通じて、一人ひとりの「好き」を応援することは、それぞれのチームに共通した私たちのミッションで、それを実現することが、私たちの実績にもつながると実感しました。
丸井グループが掲げるインパクト「一人ひとりの『しあわせ』を共に創る」の中に、「一人ひとりの『好き』を応援する」という重点項目があります。EC事業部で企画するECイベントも、BASE共創チームで取り組む企画やコラボカードの取り組みも、まさにこのインパクトの実現につながる取り組みだと日々実感しています。また、「将来世代の未来を共に創る」というインパクトも掲げていますが、子育てをしていく中で、とてもリアリティを感じるテーマです。業務を進める中で、地球の環境保全やサステナビリティの視点を取り入れ、子どもたちの未来のためにできることを推進していきたいと、日々感じております。
今の部署の前は、エポスカードの事業企画部に所属していました。その時、「エポスファミリーゴールド」という新たなサービスをリリースし、お客さまという存在がいかに大切か、あらためて知ることができました。当時私たちは、カードのご利用状況に応じてお客さまのステージがアップしていく、という企画を検討していました。しかし座談会でお客さまにご意見をお聞きしてみたところ、お客さまからは「そうではなくて、家族カードのようなものがほしいんです」とのお声が……。その言葉にハッとし、その後何度もお客さまと対話をくり返しながら仮説を進化させていきました。そして、「ゴールドカード会員の方がご家族に無料でゴールドカードを紹介することができ、さらにポイントがシェアできる」というまったく別のサービスが誕生したのです。まさにお客さまとの共創で生まれたサービスであり、現在、多くのカード会員の皆さまにご利用いただいています。企業目線の企画になることなく、お客さまと共に創ることの大切さを痛感し、この経験は私に非常に大きな学びを与えてくれました。
「MARUI IR DAY」に登壇した時、ポジションに関係なく誰もが責任ある場に立てることを再認識し、とてもうれしく思いました。また丸井グループには「手挙げの文化」というものがあり、手を挙げれば誰でも何にでも挑戦ができる会社です。これまでお伝えしたような、エポスファミリーゴールド、ECイベント、BASEさまとの共創……。私がさまざまな領域で新たなことに挑戦できているのは、幅広いカテゴリーで事業展開している丸井グループだからこそ。まるで転職するような感覚で部署間を異動し、自分を成長させることができます。社員が「やりたい」と手を挙げれば、さまざまなプロジェクトに参加できます。そして、単に参加するだけではなく、周囲の仲間や上司が必ずその人のチャレンジを応援し、サポートしてくれます。私自身、短時間勤務ということもあり、チームで助け合える環境があることは本当にありがたいと感じています。自分が実現したいことのために自ら手を挙げ挑戦していける、そんな丸井グループで、ぜひ一緒に夢を叶えていきましょう。
※所属およびインタビュー内容は2022年2月時点の内容です