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働き方

2023.12.02

第2回「ソーシャル・イントラプレナー・フォーラム」開催!

社会課題解決がビジネスの目的になりつつある今、自らもビジネスを通じて社会課題解決をしたいと考えた時、必ずしも起業してすべてをつくり出す必要はありません。組織にいながらリソースや社会的影響力を上手に活用して社会にインパクトを生み出していく「ソーシャル・イントラプレナー」という生き方・働き方の推進に向け、昨年に引き続き有識者をお招きし「第2回ソーシャル・イントラプレナー・フォーラム」を開催しました。

ソーシャル・イントラプレナーとは

「ソーシャル・イントラプレナー」(Social Intrapreneur)とはサステナビリティ経営の大家であるジョン・エルキントン氏が提唱した用語です。社会のニーズを満たすために、社会的な事業や組織、活動を新たに立ち上げる「社会起業家」であり、既存の組織で働くことによって、その力やリソースを活かして活動する人々です。一般にゼロから会社や事業を創り出す起業家を意味する「アントレプレナー」(Entrepreneur)と区別してこう呼びます。
丸井グループでは、ソーシャル・イントラプレナーの活躍を通じて社会課題の解決が加速する世の中を実現するため、丸井グループ公認イニシアティブを立ち上げ、公募で集まったメンバーを中心に活動を行っています。

第2回ソーシャル・イントラプレナー・フォーラム

2023年10月19日(木)、ソーシャル・イントラプレナーのさらなる認知・共感の拡大に向け「第2回ソーシャル・イントラプレナー・フォーラム」を開催し、社内外から381名が参加しました。

イベントでは、ご自身がソーシャル・イントラプレナーとして活躍されている3名のゲストによる講演、さらに丸井グループ代表取締役社長の青井、社外取締役のピーダーセンさんも交えたトークセッションや、参加者同士のネットワーキングなどを行いました。

トークセッションの様子
ご登壇者:(左から)丸井グループ代表取締役社長 青井 浩、サントリー食品インターナショナル株式会社 赤間 康弘さん、株式会社SEE THE SUN 金丸 美樹さん、アサヒユウアス株式会社 古原 徹さん、丸井グループ社外取締役 ピーター D. ピーダーセンさん

ソーシャル・イントラプレナーである古原さん、金丸さん、赤間さんのご講演

講演では、登壇者3名より取り組みの推進に向けて、大切にされていることや想いなどをお話しいただきました。

00:00 イントロダクション
01:34 オープニングご挨拶(ピーター・D・ピーダーセンさん)
04:24 ご講演(アサヒユウアス株式会社 古原 徹さん)
14:52 ご講演(株式会社SEETHESUN 金丸 美樹さん)
24:52 ご講演(サントリー食品インターナショナル株式会社 赤間 康弘さん)
36:58 トークセッション
59:47 参加者からの質疑応答
1:19:52 ソーシャル・イントラプレナー・コミュニティのご案内

<ご登壇者プロフィール>

古原 徹さん
アサヒユウアス株式会社
2009年にアサヒビールへ入社
容器包装技術者として研究所に13年勤務し「スーパードライ生ジョッキ缶」をはじめとした数多くのヒット商品を開発。
子どもが生まれたことをきっかけに、スペシャリストのキャリアプランから 「社会的価値を最上段においた事業を創る」ことに軸足を移し、 アサヒユウアス株式会社の設立を主導。
「森のマイボトル」や「もぐカップ」など数多くの共創商品をプロデュースするほか、企業、ベンチャー、自治体など数十件の共創事例を創出。
金丸 美樹さん
株式会社SEE THE SUN
1998年に大手食品メーカーへ入社。
マーケティングや広告業務を経て新規事業部に配属し、アンテナショップの立ち上げや食品業界初のアクセラレーターを担当。
その後「食にまつわる社会課題の解決」をめざし、グループ会社 SEE THE SUN 2017年に設立し、CEOに就任。
一歩を踏み出すためのチャレンジ支援や伴走、 「つくる人」と「たのしむ人」の交流の場づくりなどを推進。
赤間 康弘さん
サントリー食品インターナショナル株式会社
大手ゲーム会社のプランナー・ディレクターを経て、2017年にサントリー食品 インターナショナルへ転職。
飲料のブランドマネージャーを担当後、イノベーション開発部にてUX視点でのヘルスケアサービスSUNTORY+(サントリープラス、導入約800社)やウェルネスな行動を続けるアプリComado(コマド)をローンチ。
20回英国アカデミー賞、第20回日本ゲーム大賞グランプリ、iFデザインアワード、グッドデザイン賞、TheGameAwards2015 2部門受賞など多数受賞。

「社会の大きな渦となる」イニシアティブメンバーの想い

イニシアティブメンバーと参加者、ピーダーセンさんを交えての記念写真

-イニシアティブではどのような活動を行っていますか?

丸井グループのさまざまな所属から、社内起業家の活躍に想いがある社員が手挙げで集まり、2021年より「ソーシャル・イントラプレナー」という生き方・働き方を広げるための活動を行っています。
2021年度は洋書「The Intrapreneur's Guide to Pathfinding」の翻訳本を出版、2022年度は企業・組織と個人の双方が抱える課題解決に向けたフォーラムの開催、2023年度はフォーラムに加え、イントラプレナーが集うコミュニティ形成に向けて活動しています。

-今回のフォーラム開催に向けて大変だったことを教えてください

ご登壇いただく方を見つけ出すことが大変でした。関連書籍を読み漁ったり、検索をかけてヒットした人に問い合わせるなど、国内外で活躍する多くのソーシャル・イントラプレナーの方々にコンタクトをとりました。
今回ご登壇いただいた金丸さんは、イニシアティブメンバーの家族から聞いた情報をきっかけに、活動内容に共感し、想いを込めてメールしたことがご縁でご登壇いただくことになりました。
大変でしたが、ネットワークが広がるのはうれしかったですね!

-フォーラムに参加した方の反応はいかがでしたか?

2022年の11月に開催した時の参加者数は約270名でしたが、今回のフォーラムでは参加者も増え381名にご参加いただきました。
開催後には、次回の開催を楽しみにするお礼のメッセージも多数いただき、少しずつコミュニティが形成されているように感じます。
また、社員の応募も増えており、ネットワーキングの時間では社外の方と積極的に名刺交換を行ったり、登壇者へ質問するなど、ソーシャル・イントラプレナーの生き方・働き方に意欲的な方が増えているように思います。
参加いただいた方にアンケートを行ったので、一部紹介させていただきます!

参加者アンケート①
「熱い想いが少しずつ周りを巻き込んでいく」この言葉を忘れずに、日々の業務を熟しながら、自分のやりたいことと社会課題解決に向けてできることを考えていこうと思います。
参加者アンケート②
仕事の中で、挑戦したいけど「迷惑かな」とか「リスクが高い」など理屈をつけて、やりたいことを逃していましたが、登壇者の方の「理屈じゃなくておもしろそうだからとりあえずやってみる!」というコメントに感動しました。

-今後の展望などあれば教えてください!

参加者のコミュニティも続々と広がってきていると感じると同時に、多くの方にコミュニティを立ち上げると宣言している手前、やり切らないといけないプレッシャーはあります(笑)。
最初は関心が薄くても、こんな生き方・働き方があるんだと知ってもらえれば、興味を持ってくれる方も増えると思っています。
そのためにもミニイベントの開催や、ノウハウの共有、テーマ別に解決策の企画・提案など、コミュニティの拡大に向けた施策を考えています。
2023年12月にはトライアルイベントを行う予定ですので、興味を持っていただいた方は、ご参加いただけるとうれしいです!

トライアルイベント応募フォーム

今後は、「ソーシャル・イントラプレナーが集うコミュニティ形成」をめざし、すでにソーシャル・イントラプレナーとして活躍されている方だけでなく、興味はあるけど何から始めればいいかわからないという方まで多くの方を巻き込みながら、社会の大きな渦となるように活動を行っていきます。

今後もソーシャル・イントラプレナーの活躍を通じた社会課題解決を加速させるため、活動を継続していきたいと考えています。丸井グループの公式XやFacebookにて活動を発信していますので、ぜひフォローをお願いします!

丸井グループ公式X

丸井グループイニシアティブFacebook

書籍『ソーシャル・イントラプレナー~会社にいながら未来を変えられる生き方~』

国内では馴染みの少ないソーシャル・イントラプレナーという「未来を変える生き方」をより多くの方に知っていただくため、社内横断イニシアティブで書籍の翻訳・出版に取り組みました。

原著『The Intrapreneur's Guide to Pathfinding』(著者:マージョリー・ブランズ/マギー・デ・プリ/フローレンシア・エストラーデ)は、グローバル企業で活躍するソーシャル・イントラプレナーの知識・スキル・活動ノウハウなど、組織の中で社会を変えられる生き方が、実例を踏まえ紹介されています。

今回、ピーダーセンさんと原著者の一人、マギー・デ・プリ―さんとのご縁によっての翻訳・出版が実現し、翻訳作業は、ピーターD.ピーダーセンさん監訳のもと、イニシアティブに参画する社員が担当しました。所属する組織で、社会課題解決を推進したい方にぜひ手に取っていただきたい一冊です。

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