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共創

2026.03.06

「ヘラルボニーカード」初となる、大学との共創。「岩手大学ヘラルボニーカード」誕生

丸井グループは、国立大学法人 岩手大学、株式会社ヘラルボニーと共創し、2026年2月24日(火)より「岩手大学ヘラルボニーカード」の発行を開始いたしました。大学とのクレジットカードの共創は、丸井グループにとって初めての取り組みとなります。

「岩手大学ヘラルボニーカード」誕生の背景

「『好き』が駆動する経済」を経営ビジョンとし、戦略の一つに「『好き』を通じて誰かのため、社会のためとへと広がる消費」を掲げる、丸井グループ。

「異彩を、放て。」をミッションに、障がいのイメージ変容と福祉を起点とした新たな文化の創出に取り組む、株式会社ヘラルボニー。

これまで二社は想いを一つに、「ヘラルボニーカード」の発⾏や、マルイ・モディ店舗でのポップアップイベントなど、さまざまな共創を進めてまいりました。

この想いに共感してくださったのが、卒業生・宮沢賢治の理念を受け継ぎ、「地域における知の府」として誰一人取り残さない持続可能な社会の実現をめざす岩手大学。3法人の理念が重なり合い、岩手大学ヘラルボニーカードは誕生しました。

ヘラルボニー創業の地である岩手を起点に、将来世代の皆さまの消費行動が「誰かのため、社会のため」になっていく。その一助となるのが、岩手大学ヘラルボニーカードです。

カードを通じて、岩手の学術と芸術を応援する

岩手大学ヘラルボニーカードは、新規入会・カード利用それぞれが、岩手の学術と芸術を応援することにつながります。

新規入会時

新規ご入会1件につき1,000円を、丸井グループのフィンテック事業会社である株式会社エポスカードよりヘラルボニーへお支払いします。

カード利用のたびに寄付

お買い物でのご利用金額に応じた加算ポイント(200円につき1ポイント・還元率0.5%)のうち、0.1%分が岩手大学への寄付およびヘラルボニーへ還元されます。

寄付金は、岩手大学の教育・研究支援および学生支援など、さまざまな事業に活用されます。ヘラルボニーへの還元については、カード券面のアートを手がけた作家、作家が在籍する福祉施設およびヘラルボニーギャラリーなどの運営に活用されます。

カードを創り上げたのは、学生の皆さま

岩手大学ヘラルボニーカードの券面を彩るのは、ヘラルボニー契約作家の高橋南さんのアート『風のロンド』です。こちらのデザインは、岩手大学の学生の皆さまによるアンケートで決まりました。

【風のロンド/高橋 南】

「クレヨンによる柔らかな線の重なりが目を引き、ひと際輝いて見えた」「カードは無機物だけど、温かみを感じるデザインだった」といった声が寄せられました。

なお、岩手大学には、学生が主体となって運営する仮想企業の「学内カンパニー」という組織が存在します。今回カードを発行するにあたっては、その学内カンパニーの一つ「Dear U」に所属する学生が中心となり、入会特典の案出しや、券面のデザインアンケートなどを行っていただき、まさに、丸井グループがインパクトに掲げる「将来世代の未来を共に創る」を体現するカードとなりました。

記者会見を実施しました

岩手大学ヘラルボニーカード デビュー当日の2026年2月24日(火)、岩手大学にて記者会見が行われ、メディアの皆さまにお集まりいただきました。

(写真左から)国立大学法人 岩手大学 学内カンパニー「Dear U」大向さつきさま、株式会社エポスカード 取締役 関崎 陽子、国立大学法人 岩手大学 学長 小川 智さま、株式会社ヘラルボニー 代表取締役 Co-CEO 松田文登さま

丸井グループからは「『好き』が駆動する経済」や「岩手大学ヘラルボニーカード」の説明、2法人からは、「岩手大学ヘラルボニーカード」の意義についてコメントをいただきました。

国立大学法人 岩手大学 学長 小川 智さまコメント

―岩手大学は、予測不能な時代を切り拓く強靭でしなやかな人材を育てることにより、宮沢賢治の精神を受け継いだ、誰一人取り残さない持続可能な社会の実現をめざし、歩んでまいりました。その根底には、人と人の“想い”がつながることで未来は形づくられる――そんな信念があります。岩手大学ヘラルボニーカードも、その信念を形にした取り組みの一つです。また、このカードのデザインや特典を選んだのは、本学の学生たちです。未来を担う若い世代が、「長く愛されるカードになるように」と、自らの感性と意見を反映してくれました。岩手大学らしい“学生と共につくるプロジェクト”として、大変意義深いものと思います。

私たちはこのカードを単なる決済手段ではなく、「岩手大学と共に未来を創る参加型のアイテム」と位置づけています。持つことで岩手大学の一員である誇りが育まれ、アートや福祉、地域との新たなつながりが生まれます。そして、この取り組みが、岩手大学が地域・社会・世界に貢献し続ける姿勢の象徴となることを願っています。

国立大学法人 岩手大学 学内カンパニー「Dear U」 大向さつきさまコメント

―岩手大学ヘラルボニーカードは、大学と地域と社会をつなぐすてきな取り組みです。だからこそ、学生の視点から「より使いたくなるカードづくり」にかかわれないかと考え、取り組みに参画しました。企画の方向性検討、学生目線でのアイデア出し、学生の声のヒアリングからわかってきたのは「自分も使いたい」と共感してくれる学生の多さ。岩手大学ヘラルボニーカードは、私たち学生から見ても「使ってうれしい」「自分たちが誇れる」「岩手大学らしい」カードになりました。ぜひ多くの方に使っていただけますと幸いです。

株式会社ヘラルボニー 代表取締役 Co-CEO 松田文登さまコメント

―私たちヘラルボニーは、事業が拡大するなかでも、創業の地である岩手に根を張った活動を続けていきたいと思っています。ですので、今回の取り組みは非常にしあわせなことだと感じています。カードデザインにもなっているアート「風のロンド」。「ロンド」とは、多くの人が手と手を取り合って踊るもの。この岩手大学ヘラルボニーカードもまた、いち「決済の手段」というよりは、人と人が手を取り合い、しあわせで豊かな社会をつくっていく運動の一つとなると考えています。「このカードを使うことで、日々の営みがしあわせをつくっていく」という実感を得られると思いますし、これから何をすべきか、どういった社会をつくっていくべきか考えるきっかけにできたらうれしいです。