従業員とともに

「お客さまのお役に立ちたい」という従業員一人ひとりの想いを支援することで、人が成長し、それが企業を成長させ、お客さまからのご期待がさらに高まっていく。そうした好循環を生み出すことにより、グループ全体の企業価値を高めることを目指しています。従業員一人ひとりがイキイキと活躍し、能力を高められる人材育成や働く環境づくりをすすめています。

一人ひとりがイキイキと働ける職場づくり


次世代特例認定マーク
(愛称:プラチナくるみん)


次世代認定マーク
(愛称:くるみん)


「東京労働局長優良賞」表彰状


[次世代育成支援]

マルイグループは次世代支援対策推進法にもとづき、従業員が仕事と育児とを両立できる環境整備のための行動計画を定めており、その取組みと育児関連制度などの実績が認められ、2012年、2014年に引き続き、2016年7月に、厚生労働大臣から「子育て支援に積極的に取り組んでいる企業」が取得できる「くるみん」の3度目の認定を受けました。
2016年7月の「くるみん」認定時には、「くるみん認定」を受けた企業の中で、特に両立支援制度の導入や利用が進み、高い水準の取組みを継続している企業が認定される「プラチナくるみん」の認定も同時に受けました。

〈企業目標〉

1.男性の育児参加を促進するための環境整備を継続して行う

  • ○男性の育休取得推進に向け、未取得者へのヒヤリング、所属長への案内等、更なる取得拡大策を実施し、2017年度の男性の育休取得率80%を目指す
  • ○ダイバーシティブックの配布等により両立サポート制度の周知をはかるとともに、社内報やイントラネットで事例を紹介することで、制度を利用しやすい環境をつくる [2015年より継続実施]
  • ○有休取得率向上に向け、有休の計画取得拡大策等を検討・実施する [〜2018年3月]
  • ○所定外労働時間の削減に向けた取組みを継続実施する

2.仕事と育児の両立を促進するための環境整備を継続して行う

  • ○2017年3月末までに、仕事と育児を両立して活躍する女性社員を増やすための環境整備を行う
    • ・若手女性社員を対象としたキャリアフォーラムを開催し、仕事と育児を両立して活躍するキャリアイメージの形成をはかる
    • ・育休中の能力向上施策を実施する

2013年10月には、他の模範ともいうべき取組みを推進している企業として、厚生労働省主催の「均等・両立推進企業表彰 ファミリー・フレンドリー企業部門 」において「東京労働局長優良賞」を受賞しました。また、2015年10月には、管理職として部下の仕事と育児の両立を支援する取組みが評価され、(株)丸井取締役大宮店店長阿部和美が「イクボスアワード2015」においてグランプリを受賞しました。

さらに、厚生労働省主催の「イクメン企業アワード」において、2014年の「特別奨励賞」受賞に続き、2016年10月には、男性の育休取得率が大幅に上昇したことなど、更なるイクメン推進の取組みが評価され、グランプリを受賞しました。

[仕事と育児の両立支援の取組み]

「育児ママのコミュニケーション広場」
開催日には臨時の託児所を開設

育児をしながら働く女性や、出産育児休職中の女性を対象に、“よりイキイキ働くこと”“復職へのサポート”を目的とした「育児ママ・働くママのコミュニケーション広場」を開催し、働く女性をサポートしています。


【育児ママのコミュニケーション広場】
(会社・マルイグループユニオン共催)
出産育児休職者を対象に、年1回開催。会社の現状や人事制度の理解を深め、すでに育児をしながら働いている先輩ママを交えての意見・情報交換会を実施。質疑応答を中心とした交流を通じて、参加者の不安軽減や気づきにつなげています。

【働くママのコミュニケーション広場】
(マルイグループユニオン主催)
育児をしながら働く女性を対象に、よりイキイキと働くための「ヒントが学べる場」、また「今後を考えるきっかけづくりの場」として年2回開催。テーマディスカッション・外部講師によるセミナー等に加え、参加者同士の意見・情報交換を行い、新たな気づきや働きがい向上につなげています。

[年次有給休暇の取得促進]

グループ従業員のワークライフバランスのために、年2回の連続休暇制度(各7〜8日間)に加え、年2回の3連休(年次有給休暇)取得を推進する「ワークライフバランスデー」を導入しています。また、2012年度より、従業員ニーズに合わせて半日単位で年次有給休暇を取得できる「半日有休制度」を新設するなど、年次有給休暇の取得を推進することで、従業員の仕事と私生活の充実をはかります。

[両立支援制度]

従業員ニーズに基づいた育児・介護支援制度を順次導入し、従業員の出産・育児・介護と仕事との両立をバックアップしています。(※臨時社員は別途規定)

【出産までのサポート】
・「産前休暇」妊娠直後より取得可能
・「妊娠期間中の短時間勤務」
・「妻の出産休暇」特別休暇2日(有給)
・「不妊治療休職」最長2年まで


【育児のサポート】
・「育児休職」子が3歳になるまで
・「短期育児休職」子が1歳になるまで(7日まで有給)
・「育児のための短時間勤務」小学3年の年度末まで
・「子の看護休暇」小学校入学前の子1人につき年5日(半日単位で10回)、
  2人以上年10日(半日単位で20回)の特別休暇(有給)
・「育児等による赴任免除の勤務地限定勤務」(エリア限定勤務・社員L)


【介護のサポート】
・「介護休職」最長2年3ヶ月まで(分割取得可・家族1人1事由)
・「介護のための短時間勤務」最長3年まで
・「介護休暇」家族1人につき年5日(半日単位で10回)、2人以上年10日(半日単位で20回)の特別休暇


■制度利用者の推移



【ジョブリターン制度】
・介護、育児、配偶者転勤の事由により、やむを得ず退職した者が再就職を申請できる
・再就職の期限は退職日より5年以内



ダイバーシティブック

(PDF形式, 約20MB)

【ダイバーシティブックの発行】
両立支援制度を社内周知し、制度を利用しやすい職場環境をつくるため「ダイバーシティブック」を発行し、従業員に配布しています。


丸井健康保険組合 健保会館(東京・中野)

こころとからだのサポートダイヤルポスター

[健康増進への取組み]

産業医および保健師が常勤する「健康推進部」を設置するほか、「こころとからだのサポートダイヤル」を導入するなど、従業員の心身の健康増進に向けた施策を推進しています。また、丸井健康保険組合は、自前の健保会館を持ち、人間ドック・内科検診・歯科治療をはじめ、「禁煙外来」やメタボリック防止のための保健指導などを行なうほか、会社との連携により徹底した受診勧奨に積極的に取組むなど、従業員と扶養家族の健康増進のための施策を企画・運営しています。

※「健康管理室」は、2014 年度より「健康推進部」に変更となりました。
※「こころとからだのサポートダイヤル」
外部専門機関と提携し、こころやからだの悩みをもつ従業員を問題解決に導くプログラム

[再雇用制度]

60才で定年退職を迎えた従業員が希望した場合、原則として満65歳まで就業できる再雇用制度を導入。長年の経験で培った専門性をもつ従業員を、貴重な人材として大切にしています。小売経験者ならではのお客さま視点と接客対応力を活かした新たな職域開発も推進しています。2013年10月には、公的年金の受給開始年齢引き上げに対応して、従来の短時間勤務制度に加え、フルタイム勤務制度を導入。従業員のニーズに合わせた働き方を選択することが可能になりました。(2013年度は、8割の希望者が継続就業)

能力開発・キャリア支援

[お仕事フォーラム]

キャリア形成について考える機会として、グループ各社の仕事を紹介する「お仕事フォーラム」を実施しています。グループ内のさまざまな職種を経験し、各社で活躍をしている従業員が、仕事のやりがいや自身の体験談などを紹介します。説明会と並行して各社の個別相談会も実施。自らの成長につなげるための新たな職種へのチャレンジを支援します。


▲グループ各社による説明会


▲個別相談会も同時開催


ディスカッション風景(全社より公募・選抜)

[プロジェクト活動]

意思決定の場に、より多様なメンバーが参画する取組みとしてプロジェクト活動を実施しています。全社プロジェクト(公募・選抜制)をはじめ、各事業所ごとにさまざまな活動に取組んでいます。自ら手を挙げ、全員が参画するという風土の醸成につながっています。

[キャリアアップ支援制度]

マルイグループでは、人材の育成や業務のスキル習得を目的とした研修制度を導入し、従業員のキャリアアップを支援しています。

【ライセンス制度】
すべての従業員を対象に、社会人としての常識から仕事に直結する科目まで全69種類のライセンスハンドブックを作成。ライセンスの取得は、就業時間内に受験できる仕組みになっており、従業員一人ひとりの仕事のレベルアップに役立っています。

【CLP(チャレンジ・リーダー・プログラム)】
社内昇格制度のプログラムとして、リーダー(上位職)に必要なスキル習得や実務能力の向上を目指した研修を実施します。

【成長支援プログラム】
さらに個人の能力を高めたいという人に向けて、社外で学び、成長する場を提供。ビジネススクールへの派遣等をおこなっています。ビジネススキルの習得とともに、さまざまな業種から参加される他社受講者との交流を通じ、さらなる成長を促進します。

従業員とのコミュニケーション


オフサイトミーティング

[労使間コミュニケーション]

マルイグループでは、月に一回、職場単位で「労使協議会」「安全衛生委員会」を開催しています。また、業務終了後には、職場の組合役員が中心となって所属長などと従業員が自由な話し合い・議論を行う「オフサイトミーティング」を実施し、従業員が積極的に営業活動や職場改善について参画することで労使間の風通しの良い環境づくりを促進しています。


※労使協議会・安全衛生委員会の開催
各事業所では、毎月1回所属長と組合役員による「職場労使協議会」「安全衛生委員会」を実施しています。こうした話し合いを通じて従業員の安全と健康を確保するために、労使一体となり快適な職場づくりに取組んでいます。


マルイグループネット

[情報共有の仕組みづくり]

マルイグループでは、社内における情報伝達が広く、迅速にできるように様々なネットワークツールがあります。グループ社内報「まるごと」をはじめ、本社・各事業所間でリアルタイムで告知、募集、情報提供を双方向で行う、社内SNS「マルコミ」、パソコンやスマートフォンなどインターネット環境で社内情報を閲覧できる「マルイグループネット」など、すべての従業員が情報を共有できる仕組みを完備しています。


▲社内SNS「マルコミ」


▲スマートフォン画面


▲社内報「まるごと」

障がい者雇用促進と職域の開発

用度品ピックアップ業務
受賞の様子

[マルイキットセンター]

マルイグループの特例子会社であるマルイキットセンターは、1992年に障がい者の新たな雇用を創出するため設立され、以来20年以上にわたって障がい者の雇用促進と職域の開発を行っています。
現在はグループで使用する用度品(包装紙、事務用品)の「管理・出荷業務」や商品(洋服・雑貨類)の「検品業務」、グループ各社の事務作業や印刷・発送を行う「事務サービス業務」、さらにはグループ社員の名刺や社員証の作成も行うなど、職域を拡げています。また、運営テーマを「障がい者の雇用の促進・定着」から「仕事を通じた成長」に拡大し、障がいの特性や個人の能力に応じた仕事やステージを準備することで、やりがいを持ち末永く自立して働ける環境を整えています。
こうした取組みが認められ、2008年度障がい者雇用職場改善好事例「最優秀賞」(厚生労働大臣賞)の受賞に続き、2012年度は「優秀賞」を受賞しました。今回の賞は、障がい者の加齢への取組みに対して贈られ、仕事の中に盛り込まれた加齢現象を遅らせるための工夫や、発現時の具体的な準備などが評価されました。

【「ASEAN・日本社会保障ハイレベル会合」にてマルイキットセンター視察】
2011年10月、厚生労働省が開催した「第9回ASEAN・日本社会保障ハイレベル会合」に出席のASEAN諸国の行政官の皆さまがマルイキットセンターを視察しました。今回の会合は「福祉および保健分野における人材育成…サービス提供者の能力向上と社会的弱者の就業能力育成に焦点をあてて…」をテーマとしており、障がい者雇用の取組みが評価されているマルイキットセンターが視察対象となりました。

[障がい者職域開発の専門部署]

マルイグループ本社人事部「サポートパートナー課」では、障がいをもつスタッフがパソコン入力業務や、書類のファイリングなど、グループ各社の事務サポートを行っています。業務内容を拡大することで、さらに障がい者雇用を促進し、ともに成長する風企業土づくりをすすめています。

[天皇皇后両陛下マルイキットセンターを行幸啓]

2010年12月7日(火)、「障害者週間」にちなみ、天皇皇后両陛下がマルイキットセンターをご視察されました。両陛下は、知的障がいをもつ従業員が運営している用度品デリバリー業務・事務サービス業務や、聴覚障がい者を中心に運営している商品検品業務の様子をご覧になり、一人ひとりにお声がけされ、激励くださいました。



▲施設内を視察される両陛下


▲従業員一人ひとりに声をおかけになる天皇皇后両陛下のご様子

多様性推進への取組みについて

マルイグループでは、2014年度からの中期経営計画に基づき、多様性推進を戦略の柱のひとつに掲げて取組みをすすめています。

個人の中の多様性

一人ひとりの能力開発やキャリア支援により個人の成長を促進します

男女の多様性

多様な働き方の実現と女性の意思決定への参画を推進します

年代の多様性

年齢や経験の差にとらわれず多様な意見を受け容れる風土づくりを推進します

[女性の活躍推進]

マルイグループでは、従業員構成の約半分を女性が占めています。またマルイ店舗にご来店いただくお客さまについても女性の割合が高く、お客さまとの接点において多くの女性従業員が活躍しています。一方で、意思決定の場に参画する女性の割合はまだ少ないため、そうした女性を増やしていくことが必要と考えています。「キャリア支援」と「仕事と家庭の両立支援」の両面で、女性の活躍を推進する取組みをすすめています。

[女性のキャリア支援の取組み]

2015年度 多様性推進プロジェクトおよび多様性推進委員会メンバー

【多様性推進委員会】
管理職メンバーで構成する「多様性推進委員会」が中心となって、女性の活躍推進に向けたさまざまな取組みをおこなっています。

【多様性推進プロジェクト】
社内公募による「グループ横断プロジェクト」のひとつとして、活動しています。多様性推進委員会と連携し、「一人ひとりの良さを認め合い、協力し合うことで全員がイキイキと活躍できる風土づくり」を推進しています。

【共有会の開催】
意識・風土改革の取組みとして共有会を開催しています。「女性がイキイキと活躍するために私たちが取組むべきこと」を一緒に考え、女性が横のネットワークをつくる場となっています。女性管理職、上級リーダー職、一般社員と段階的に対象を拡げておこなう階層別の共有会のほか、各事業所ごとの「店別共有会」も開催。男女問わず多くの従業員が参加しています。

▲女性管理職 共有会

▲女性上級リーダー職 共有会

▲店別共有会(有楽町マルイ)

[女性イキイキ指数]

女性活躍の重点指標として「女性イキイキ指数」を設定しています。「意識改革・風土づくり」と「女性の活躍推進」の2つの視点から、項目ごとに「見える化」し、女性活躍を支援します。

[女性活躍推進に関する行動計画]

マルイグループは女性活躍推進法にもとづき、女性が就業を継続し、管理職として活躍できる雇用環境の整備を行うため、次のように行動計画を定めています。

[輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会]

2014年6月27日、「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」が「行動宣言」を策定・公表しました。「行動宣言」の策定メンバーとして当社グループ 代表取締役社長 青井 浩が本会に参加しています。


【輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会「行動宣言」】(PDF)

【輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会について】
2014年3月28日に首相官邸で開催された「輝く女性応援会議」を契機に、輝く女性・輝こうとする女性たちを応援する各界のリーダーたちによるムーブメントが拡がっています。このような中、女性の活躍推進に積極的に取り組んでいる企業の男性リーダーによる「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」が開催されました。

輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会「行動宣言」ホームページ (内閣府男女共同参画局)

http://www.gender.go.jp/policy/sokushin/male_leaders.html