環境保全活動

マルイは企業活動と地球環境との調和をはかるため、省エネルギー、省資源など環境の保全に配慮した取組みをすすめています。環境対策としての設備の導入だけでなく、店舗を展開する企業の特性をいかして、さまざまなイベントを開催、「チームマイナス6%」参加企業として、お客さまや地域の皆さ まに地球温暖化防止の必要性を考える機会を提供しています。

・省エネ・省資源対策

【省エネルギーへの取組み】

マルイで使用するエネルギーの中で、「照明」「空調」等による電気は8割強を占めています。マルイでは、京都議定書の実行期間となる08年度より3年間で電力使用量6%以上の削減をめざし、ESCO事業の導入をはじめ計画的に設備投資を行い、省エネ対策を進めていきます。

※ESCO事業…省エネに関わる診断、施行、運転管理まで一連の業務を請負う民間事業。省エネ効果を保証。

電力消費に関しては、非効率店舗のスクラップや営業時間の短縮・定休日の拡大等の影響もあり、原単位では上昇したものの電力消費量は減少しています。今後もハード・ソフト両面から継続して省エネ策を推進することで、総量の削減を実現していきます。


省エネ型の売場照明(有楽町マルイ)

08年度設備投資計画

ESCO事業の導入による効率的な空調設備への変更や、基本照明の見直し等を4〜5店舗で実施し、電気使用量2%を削減。
空調設備

店舗の各フロア空調機にインバータ導入。空調機にかかる負荷に応じて風量を変え、負荷の少ない時間帯の空調機の動力を大幅に削減します。

・空調機インバータ化
・冷蔵庫冷却水ポンプのインバータ化
・冷温水発生機冷却水ポンプのインバータ化
・屋内駐車場・駐輪場給排気ファンの間欠運転

照明設備

有楽町マルイで導入した省エネ型の売場照明(基本照明の替わりに、店装照明で適度な照度を確保)を、他の都心タイプの店舗にも導入いたします。

・天井基本照明を高効率型照明に変更
・基本照明をなくした(ノンベース化)
 省エネ型売場照明に変更


店頭用や不在時消灯用の省エネステッカー
店舗での取組み

マルイの各店舗でも、毎日の営業の中でできる省エネを実践しています。一人ひとりの従業員の心がけが、大きな省エネ効果を生み出します。

・ストックヤード、休憩室、食堂等の不在時消灯
・廊下等の照明の間引き
・照明の点灯時間、エスカレーターの始動時間の効率化


全熱交換器のインバータ制御

[ESCO事業 導入開始]

エネルギー対策の一環として導入したESCO事業により、一部店舗で設置工事・調整が完了し、2008年10月よりサービスを開始します。

空調負荷に応じた風量調整や冷温水冷却水水量調整、駐車場空調調節など、空調のインバータ制御を中心とした省エネ対応により、電力使用の効率化をはかります。

<実施店舗> ・マルイシティ上野 ・柏マルイ
  ・神戸マルイ ・静岡店
  ・マルイファミリー海老名  

 


北千住マルイの屋上緑化

[屋上緑化]

2008年4月より、北千住マルイの屋上緑化をおこなっています。
足立区、千住ミルディスI番館管理組合と共同で運営しており、さわやかな緑のある公共広場、イベントスペースとして快適な空間を提供しています。

屋上開放時間
AM11:00〜 PM4:00

※雨天等の事情でご利用いただけない場合もあります。

北千住マルイ


新宿や渋谷で「打ち水」を実施

[環境イベント]

企業の特性を活かして、若い世代のお客さまや来街者の皆さまにも地球温暖化の問題を一緒に考えていただこうと、環境対策に関連したイベントをおこなっています。ヒートアイランド現象が進行する都心の店舗を中心に10店舗で「打ち水キャンペーン」を開催、地域の皆さまやお客さまにもご参加いただき、ひとときの涼を演出しました。


グリーン電力によるイルミネーション

[グリーン電力]

マルイは冬のキャンペーン期間中、日本自然エネルギー株式会社と「グリーン電力」契約を結び、イルミネーションに使用する電気料金の一部を、バイオマス発電の自然エネルギー発電設備導入に役立てました。


ライトダウンされた照明(シティ渋谷)

[「ブラックイルミネーション2008、クールアースデー」に参加]

マルイは、「チームマイナス6%」への参加企業として、「ライトダウンキャンペーン」に参加しました。6月21日の夏至の日に加え、今年新たに設けられた「クールアースデー」として7月7日には「七夕ライトダウン」を実施しました。
両日ともマルイ各店では、屋上照明や看板照明を一斉に消灯。省エネルギー、CO2削減の必要性を考える機会づくりに協力しています。


▲「エコプロダクツ2008」丸井グループの展示ブース

[「エコプロダクツ2008」に出展]

丸井グループは、経済産業省がすすめる「カーボンフットプリント」の実用化に向けた研究会に参加、アパレル分野で「カーボンフットプリント」に取組む唯一の企業となっています。
2008年12月11日から3日間にわたって開催された日本最大級の環境展示会「エコプロダクツ2008」では、自社商品「ビサルノ」のビジネスシャツを試作品として展示しました。
また、展示ブースではその他にも省エネや省資源をはじめするマルイ独自の取組みを紹介しました。


▲試作品のビジネスシャツ

▲「カーボンフットプリント」の暫定統一表示
カーボンフットプリント表示の「ビサルノ」ビジネスシャツ

従来の形態安定加工に比べ性能が高く、吸水・速乾性にも優れた「ナノプルーフ®」を採用。綿100%の素材にこだわりソフトな風合いを保ちながら、ハイレベルな機能を備えています。
さらに、洗濯機で丸洗いができるため、クリーニングの必要がなく、形態安定加工されていない商品をクリーニングする場合に比べCO2の排出量が40%(当社推定値)低減されます。また、生産は国内でおこなっています。
カーボンフットプリントの取組みを通じて現状の負荷を認識し、商品の生産・流通過程の見直しによる改善効果が高まり、環境にも優しい商品が生まれます。

※「ナノプルーフ®」・・・東洋紡が開発した形態安定素材


カーボンフットプリント(炭素の足跡)

商品のライフサイクル全般(原材料調達から廃棄まで)で排出された温室効果ガスをCO2の重量で算出し、カロリー表示のように商品に表示したもの。

カーボンフットプリントのワイシャツ(カーボンオフセット付)を「ビサルノ」より発売

丸井グループは、先の「エコプロダクツ2008」に「カーボンフットプリント」の試行品として出品したワイシャツを商品化し、2009年2月16日よりメンズプライベートブランド「ビサルノ」にて発売しました。 このワイシャツは、商品のライフサイクル全体のCO排出量を排出権と相殺するカーボンオフセット商品です。今後も低炭素社会の実現に向けて取組みをすすめてまいります。
・展開2型:白・レギュラーカラー/白・ボタンダウン 各税込6,900円

「カーボンオフセットについて」
有限責任中間法人日本カーボンオフセットが提供するサービスを通じて、「インド・レイアグロ風力発電プロジェクト」による排出削減クレジット(排出権)を利用しています。この排出削減クレジットは、日本政府の償却口座に移転され、京都議定書の目標達成に貢献します。

ニュースリリースはこちら(PDFファイル:302KB)

チームマイナス6%への取組み

京都議定書により日本が世界に約束した温室効果ガス排出量6%の削減に向けて発足した「チーム・マイナス6%」。マルイグループは、その趣旨に賛同し、【クール(ウオーム)ビズ】【ライトダウンキャンペーン】などのキャンペーンに積極的に参加しています。

【省資源への取組み】


ツーリストバッグのハンガーに再生素材を使用

[リサイクル]

毎日、各店舗では、大量のハンガーが不要になります。マルイでは1997年より百貨店統一ハンガーを導入し、納品後再び回収して返却する循環型の運用を実施しています。それ以外の不要ハンガーは、リサイクル工場と連携し、プラスチックの再生素材化や固形燃料へのリサイクルを実施。再生素材化したものは、スーツ用のツーリストバッグのハンガーとして再生利用しています。


※RPF:「Refuse Paper&Plastic Fuel」

古紙や廃プラスティックを主原料にした固形燃料。石炭、石油など化石燃料の代替エネルギーとして、製紙、製鉄関連の工場で使用されています。

[水着/スーツの再資源化]

丸井では、お客さまが不要になった水着・スーツをお持ちいただき、「クーポン」と引き換える「下取りキャンペーン」を実施。お預かりした水着・スーツは固形燃料「RPF」の生産原料としてリサイクル。石油や石炭など化石燃料の代替として使用されることでCO2排出量の削減に貢献します。

「レディス水着・メンズスーツ eco 下取りキャンペーン」
(実施期間:2009年5月21日〜7月31日)
期間中、不要になったレディス水着、メンズスーツをリサイクル品としてお持ちいただいたお客さまに、1000円の割引クーポンを進呈、お買い替えの際にご利用いただけます。


▲マイバッグとキャンペーンポスター(国分寺マルイ)

[食品レジ袋削減]

国分寺マルイ(旧ファミリ−国分寺)、ファミリー溝口の食品売場「食遊館」では、マイバッグの販売を中心にレジ袋の削減に取組む「マイバッグキャンペーン」を実施しています。レジ袋を使用されないお客さまの精算1件につき相当分の金額を地元自治体や環境団体に贈るもので、2008年6月には寄贈先より感謝状をいただきました。今後も取組み店舗を拡大するとともに地域の皆さまと気持ちをあわせて環境保全活動に取組んでいきます。


▲ファミリ−溝口食遊館カウンター

贈呈先
(国分寺マルイ)
・国分寺市役所
・(財)トトロのふるさと財団
(ファミリ−溝口)
・高津区 みんなで取組む環境まちづくり
・NPO法人 多摩川エコミュージアム


▲寄付金の贈呈式(ファミリ−溝口)

省エネ・省資源の取組み

生ゴミリサイクル(飼料・肥料化、バイオマス発電) 簡易包装、簡易ギフトパッケージ
店頭リサイクル回収(牛乳パック、食品トレーほか) ペーパーレス化の推進
「グリーン購入」の推進(用度品) 夜間効率配送、低公害車の導入

・2007年 環境保全に対する低減対策

環境保全項目 取組み内容
省エネルギーの
推進
エネルギー使用量の削減
(電力・ガス・その他エネルギー)
省エネチューニングの推進、売場照明の効率化
新規店舗(有楽町)の省エネ対応
※調光システム、人感センサー、空調自動制御、BEMS 他
廃棄物削減
リサイクル推進
廃棄物最終処分の削減
リサイクル率の向上
廃棄物の分別推進
※リサイクル率、前年対比1%向上(59%)
省資源の推進 包装紙、紙製手提げ袋、
レジ袋の削減
レジ袋、一部袋の軽量化を実施
※レジ袋はマイバッグキャンペーン、軽量化等により前年対比4.5%削減

その他の取組み ・空調設備の整備、洗浄等による効率改善
・環境キャンペーンの実施
(打ち水、クリスマス・グリーン電力、ライトダウンキャンペーン等)

・丸井店舗における環境負荷の全体像

※CO2の算出については、「温室効果ガス排出量/算定・報告・公表制度」〈温室効果ガス排出量算定報告マニュアル ver.2.3〉による。
◆非効率店舗の閉鎖による資源投入量の減少、および各種省エネルギー、省資源への取組みの推進により総投入量は低減。

・環境データの推移